「水煮を使うと水っぽくて美味しくない」「白い粉は洗い流すべきか」など、焼き筍には調理上の誤解が少なくありません。仕上がりを劇的に変えるための盲点を整理します。
誤解1:水煮を使うと香ばしい焼き目がつかない?
水煮がべチャッとしてしまう最大の原因は、表面の水分過多です。ザルにあけた後、ペーパータオルでギュッと水分を吸い取ることが不可欠です。さらに、焼く直前にごく薄く片栗粉や小麦粉をまぶすことで、表面にパリッとしたクリスピーな層が生まれ、タレの絡みと香ばしさが倍増します。
誤解2:節の間にある白い粉は有害?洗い流すべき?
筍の節の隙間に見られる白い結晶は、アミノ酸の一種である「チロシン」です。無害であり、集中力向上や疲労軽減に関与する重要な栄養成分です。過剰に水で洗い流そうとすると旨味まで逃げてしまうため、軽く拭う程度でそのまま加熱調理して問題ありません。