ネット上の掲示板や転職会議などの口コミサイトで散見される「きつい」という評判。その背景にはどのような現場の実態があるのでしょうか。口コミを多角的に分析すると、主に3つの要因が浮かび上がってきます。
第一に、「勤務シフトの特殊性」です。乳製品や日配品はスーパーの開店前や物流センターの早朝受入に合わせて配送する必要があるため、出勤時間が深夜2時や早朝4時といった時間帯になるケースがあります。日中勤務に慣れている人にとっては、生活リズムを整えるまでに一定の自己管理能力が求められます。
第二に、「積載商品の温度管理と荷扱い」です。品質劣化が許されないチルド品を扱うため、荷台の温度チェックや扉の開閉時間への配慮など、一般貨物輸送よりも細やかな注意力が欠かせません。荷役作業に関しては、カゴ台車やパレットを用いた積み降ろしが主流化しているものの、一部店舗配送では手積み・手降ろしが発生する場合もあり、一定の体力を要します。
一方で、現役ドライバーからは「労務管理がしっかりしており、サービス残業は一切ない」「走った分だけ深夜手当がついて稼ぎやすい」「毎日必ず家に帰れる地場ルートが充実している」といった肯定的な評価も多く寄せられています。過酷な長距離運行で何日も帰宅できないような働き方ではなく、規律ある運行スケジュールが組まれている点は大きな安心材料です。