大阪国際空港を語る上で欠かせないのが、徹底された環境基準と厳しい運用制限です。現在、空港の離着陸が認められているのは午前7時00分から午後21時00分までの14時間に限られており、航空業界では「伊丹の門限」として広く知られています。
夜21時を過ぎると、原則としていかなる航空機も着陸することができません。悪天候や玉突き的な遅延が発生した場合でも、特段の緊急事態を除いて門限延長は厳しく制限されており、羽田などからの最終便が21時を超えそうな場合はダイバート(関西国際空港への目的地変更)や出発地への引き返しといった措置が取られます。
さらに、かつて騒音の元凶とされた大型3発機・4発機(ボーイング747ジャンボジェット等)の乗り入れは原則禁止されており、現在は騒音基準をクリアした最新鋭の低騒音・低燃費双発機(エアバスA350やボーイング787など)が運航の主力となっています。