2009年秋に行われた一般競争入札において、同施設を落札したのがオリックス不動産でした。当時、劇場を解体して高層マンションを建てるのではないかという懸念もありましたが、同社は歴史ある大ホールの躯体構造を活かし、劇場として再スタートを切る方針を発表しました。
大ホール棟は外観デザインの刷新、耐震補強、最新の舞台機構や音響・照明設備の導入、座席幅の拡張など、総力を挙げた大規模改修工事を実施。一方で、旧施設に併設されていたホテルや結婚式場、カルチャーセンターが入っていた別館棟は解体され、超高層タワーマンションが建設されました。歴史的劇場のDNAを守りつつ、都市型複合エリアとして再定義されたのです。