都心の超高層タワーマンションから、路地裏に佇む築古の木造アパートまで、マップ上に点在する無数の炎。そのアイコンをタップすると、過去にその場所で起きた殺人、自殺、火災死といった生々しい事件・事故の記録が現れる。サイトがここまで爆発的な影響力を持った最大の理由は、圧倒的なユーザー投稿数と情報の透明化だ。
従来、住居選びにおいて借り手は圧倒的な情報弱者だった。部屋の中で誰かが命を落としたという「不都合な真実」は、取引を成立させたい業者側の都合でうやむやにされがちだったのだ。だが、膨大な情報が一般に開示されたことで形勢は逆転した。住まい手の「知る権利」を守る強力なインフラとして、現在も機能し続けている。