捜索現場は、観光地として知られる湯布院の華やかさとは裏腹に、一歩踏み入れば険しい崖や深い雑木林が広がる危険なエリアだ。特に最近の雨で足場が悪くなっており、捜索隊の行く手を阻んでいる。一歩間違えれば滑落しかねない斜面が続く。
この過酷な状況下で、警察は最新の赤外線カメラ搭載ドローンを複数台投入した。上空からの熱感知によって、生体反応の捜索を試みている。さらに、鋭い嗅覚を持つ災害救助犬も現場に入ったが、風が強く、匂いが拡散しやすい環境が捜索を難航させている。捜索隊員の一人は「一刻も早く見つけ出したいが、自然の障壁が厚い」と焦りをにじませる。