アメリカへ渡ってからも、大谷選手のこの習慣は一切変わりません。エンゼルス時代はもちろん、ドジャースへ移籍してからも、塁上での走塁中やベンチ裏への引き揚げ時に、ふと立ち止まってゴミを拾い上げるシーンが幾度となくカメラに捉えられています。
MLBのダグアウトといえば、選手たちがヒマワリの種の殻や紙コップを床に投げ捨てる光景が日常茶飯事です。そうしたカルチャーの違いがある環境にあっても、大谷選手は周囲に自分の価値観を押し付けることなく、ただ自分の足元にあるゴミを黙々とポケットに入れます。
誰かに見せるためのパフォーマンスではなく、息をするように自然に行われるその一連の動作に、チームメイトや球場スタッフも深い敬意を抱かずにはいられません。環境を清め、道具やグラウンドに感謝を捧げる姿勢は、メジャーリーグのベンチ内にも清々しい空気をもたらしています。