大谷翔平の凄さを最も端的に物語るのは、スコアブックに刻まれた圧倒的なスタッツです。投手として最速165km/h(102.6マイル)の剛速球を投げ込み、打者としては打球初速190km/h超えの特大アーチを量産する二刀流の記録は、セイバーメトリクスの専門家たちすら言葉を失わせるレベルに達しています。
特に球界に衝撃を与えたのが、指名打者(DH)専任シーズンで樹立した「54本塁打・59盗塁」という大記録です。長いMLBの歴史において、パワーの象徴である50本塁打とスピードの象徴である50盗塁を同一シーズンに達成した選手は誰一人として存在しませんでした。さらに、史上初となる「同一シーズンでの規定投球回&規定打席到達」や、2桁勝利・2桁本塁打の複数回達成など、メジャーの歴代記録をことごとく更新しています。
打撃の総合指標であるOPS(出塁率+長打率)では常にメジャートップクラスの1.000超えを維持し、投げては奪三振率でリーグ上位を独占。投打どちらか一方だけでも超一流である選手が、同時に2つのポジションで異次元の数字を残す点に、全米が驚愕する本質があります。