大館能代空港を語る上で欠かせないのが、旅客ターミナルビルそのものが「道の駅大館能代空港」として登録・機能している点です。空港施設と道の駅の融合は、地域住民と航空旅客の双方が自然に行き交う交流拠点としての役割を果たしており、館内の物産コーナーには比内地鶏やきりたんぽ、地元特産の工芸品が豊富に取り揃えられています。
特筆すべきは、大館能代空港駐車場料金が完全無料(約500台収容)であるという点です。首都圏の主要空港はもちろん、多くの地方中核空港でも数日間の駐車には数千円から1万円規模の駐車料金が発生します。これに対し、24時間出入り可能で長期出張や旅行中も駐車料金が一切かからないシステムは、マイカー移動が基本となる東北エリアの利用者にとって計り知れない経済的メリットをもたらしています。
さらに見逃せないのが、大館能代空港利用促進協議会や地元自治体が継続的に実施している大館能代空港レンタカー助成制度です。対象便を利用して指定の営業所でレンタカーを借り受けると、1台あたり2,000円から最大5,000円規模のキャッシュバックや割引が適用されるキャンペーンが定期的に展開されています。広大な白神山地周辺や十和田湖、八幡平アスピーテラインを巡るには車が不可欠となるため、この助成制度は旅行者の財布を強力にアシストしています。