6階の催事ホールで定期的に開催される物産展は、富山大和における最大の集客エンジンです。なかでも春と初秋の年2回開催される「富山大和 北海道展」は、開店前から1階グランドプラザにかけて長蛇の列ができるほどの熱狂を見せます。
北海道展の現場では、名物の海鮮弁当(いくら・ウニ・カニの豪快盛り)や出来立ての帯広豚丼、そして実演販売される限定パフェやソフトクリームに長蛇の列が形成されます。取材現場の定点観測によると、混雑のピークは午前11時30分から午後1時30分のランチタイム、および夕方16時30分以降の仕事帰り需要に集中します。限定50食などの数量限定プレミアム弁当を確実に手に入れるには、開店直後の10時台前半に催事場直通エレベーターを利用するのが鉄則です。
加えて、中元・歳暮期の「ギフトセンター」も富山大和の信頼を象徴する催事のひとつです。近年は産地直送の富山湾の幸(白エビ、寒ブリ、ホタルイカ加工品)や地酒の詰め合わせが全国発送用として根強い人気を誇る一方、自家需要としての「お取り寄せ感覚」で購入する来訪者が年々増加しています。催事場では専門のアドバイザーが常駐しており、熨斗(のし)の作法や配送日時の細やかな相談ができる点も、百貨店ならではの強みと言えます。