ネット上の情報や掲示板では、自動車教習所に関する誤解や断片的な情報が散見されます。トラブルを防ぐためにも、制度上の事実を正確に把握しておく必要があります。
第1の誤解は、「どの教習所に通っても卒業すれば即座に免許証が交付される」という思い込みです。公安委員会から認定を受けた「指定自動車教習所」を卒業した場合、運転免許試験場での実地試験(技能試験)が免除され、試験場では適性試験(視力検査等)と学科試験に合格するだけで免許が交付されます。一方、認定を受けていない「届出自動車教習所」や「未指定校」の場合、実地試験免除の特権がなく、難関とされる運転免許試験場での一発技能試験を自力で受ける必要があります。大久保エリアで教習所を選ぶ際は、必ず「公安委員会指定校」であることを確認してください。
第2の盲点は、仮免学科試験の難易度を侮ってしまうことです。仮免学科試験は50問中45問以上(90%以上)の正解で合格となりますが、全国平均の合格率は75〜80%前後で推移しており、4人に1人は初回で不合格となっています。「引っかけ問題」と呼ばれる道路交通法の例外規定や標識・標示の細かな文言を正確に暗記していないと、思わぬ足止めを食らいます。教習所が提供するオンライン学習アプリ(満点様やMUSASIなど)で模擬試験を3回以上連続で合格点に達するまで解き込むことが、一発合格への最短経路です。
さらに、近年需要が急増しているのがペーパードライバー講習です。「免許取得後に何年も運転しておらず、車庫入れや高速道路の合流が怖い」というペーパードライバー向けに、2〜4時限程度の短期実技講習が用意されています。教習所内の安全なコースで車両感覚を取り戻した後、実際の生活道路やマイカーでの出張指導に対応しているプランもあり、実践的な再トレーニングとして高い評価を得ています。