主食を置き換えるにあたって最も関心が集まるのが、具体的な数値データです。文部科学省「日本食品標準成分表2026年版(八訂)」の公表数値をもとに、もち麦、押麦、精白米の可食部100g(乾物状態)あたりの栄養素を客観的に比較します。
データが明かす通り、カロリー自体は3者で大きな差はありません。しかし、食物繊維の総量と糖質の比率において決定的な開きがあります。もち麦の糖質量は白米と比較して約24%低く、食物繊維は約25倍に達します。押麦も優秀な数値を誇りますが、現代人に特に不足している「水溶性食物繊維」の絶対量では、もち麦が押麦を1.5倍近く上回っています。