実際にキャンパス内を歩き、学生たちの様子を観察すると、SNSやインターネット掲示板で語られる極端な言説とは異なる等身大の日常が見えてきます。
大妻女子大学千代田キャンパスの雰囲気は、全体として「清潔感と適度な華やかさ」が調和した空間です。学生たちのファッションを見ても、ハイブランドのバッグや宝飾品で過度に身を固めている人はごく一部であり、大半はナチュラルで上品なきれいめカジュアル(オフィスカジュアルに近い清楚なスタイル)を好んでいます。派手な金髪や奇抜なストリート系ファッションは少なく、周囲への気配りを心得た落ち着いた装いが目立ちます。
ネットの反応や受験生コミュニティの声に耳を傾けると、次のような生の評価が確認できます。
「千代田キャンパスに通い始めて驚いたのは、みんな本当に気さくだったこと。入る前はブランド物ばかりのお金持ちグループがいるのではないかとビクビクしていましたが、普通のサラリーマン家庭の私でも全く引け目を感じる瞬間はありませんでした」(現役2年生の証言)
「就活の面接会場で、大妻のOGや面接官から『きちんとした礼儀作法が身についている』と褒められる機会が多かった。お嬢様というよりも、企業から見て『安心して採用できるきちんとした子』という評判が定着しているのを肌で感じました」(大手金融機関内定者の証言)
一方で、多摩キャンパス(人間関係学部)に関しては、緑豊かで広大な自然環境に囲まれていることから、都心の千代田キャンパスよりもさらにアットホームでカジュアルな雰囲気が広がっています。ネット上の知恵袋や口コミサイトで見られる「お嬢様すぎて馴染めない」という投稿は、実際の学内環境を知らない層による先入観、あるいは極めて限定的な場面を切り取った偏見に過ぎないことが分かります。