脳梗塞といえば高齢者に多い疾患というイメージが根強くありますが、大橋未歩さんが倒れたのは34歳の時でした。いわゆる若年性脳梗塞と呼ばれるケースであり、当時レギュラー番組を多数抱え、第一線で活躍していた彼女の突然の休養発表は世間に大きな波紋を広げました。
発症したのは2013年1月18日の早朝、自宅の寝室での出来事でした。就寝中から起床時にかけて異変が生じ、自力で起き上がることや思い通りに身体を動かすことが困難な状態に陥りました。働き盛りで健康診断の数値にも目立った異常がなかった年代での発症は、本人にとっても予期せぬ青天の霹靂だったと後に振り返っています。
若年層における脳梗塞は発症の自覚が遅れやすく、単なる体調不良や疲労と見過ごされて重症化するケースも少なくありません。しかし大橋さんの場合は、発症から治療開始までのタイムロスを最小限に抑えられたことが、その後の人生を大きく左右することになりました。