初週のダウンロード数や初動売上といった「見栄えの良い数字」だけに照準を合わせた開発体制も、急失速を招く大きな要因だ。インフルエンサーを一斉に起用した大規模なキャンペーンや、限定特典による囲い込みは、初期の集客において絶大な効果を発揮する。
問題はその先にある。話題性に惹かれて集まったユーザーが足を踏み入れたとき、そこに待っているのが底の浅いコンテンツや洗練されていないユーザーインターフェースであれば、引き止めは不可能だ。「1回触ったら満足」「2日目にはアプリを開かなくなった」。そんな冷ややかな評価が定着するまでに、現代では1週間もかからない。