「洋服作りは型紙の準備や曲線のカットが難しそう」と敬遠する初心者でも、甚平のリメイクなら驚くほどスムーズに進められます。その最大の理由は、和服本来の構造にあります。日本の浴衣は約36〜38cm前後の一定幅(反物幅)で織られており、甚平の上着やパンツのパーツもすべて四角形の組み合わせで構成されているためです。
大人浴衣から子供甚平作り方において最も効率的なのは、身頃・袖・衿を長方形のパーツに切り分ける「直線裁ち」です。一般的な子供甚平サイズ100作り方(3〜4歳目安)の場合、必要な基本パーツは以下の寸法で切り出します。
- 上着・身頃(左右2枚):幅約34〜36cm × 長さ約90cm(肩で二つ折りにして着丈約45cm)
- 袖(左右2枚):幅約34〜36cm × 長さ約30cm(二つ折りにして袖丈約15cm)
- 衿(1枚):幅約8cm × 長さ約75cm
- 結び紐(4本):幅約3cm × 長さ約25cm
- パンツ前身頃・後身頃(左右計2枚または4枚):幅約34cm × 丈約32cm
裁断の際は、チャコペンと長い定規(またはメジャー)さえあれば、布の上に直接寸法を測って印をつけるだけで完了します。これが甚平リメイク直線裁ち簡単と言われる所以です。複雑なカーブをハサミで切り抜く工程がないため、裁断のズレによる歪みが起きにくく、左右対称の美しいシルエットが自然と生まれます。