大日本帝国の国旗は旭日旗か?日の丸との違いと歴史の真相を徹底解説

大日本帝国の国旗は旭日旗か?日の丸との違いと歴史の真相を徹底解説

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日章旗と旭日旗がどのように制度化され、戦後から現在に至るまでどのような変遷をたどったのか、当時の公文書および現行法規に基づき整理したのが以下の比較表です。

旗章の名称制定年・主な根拠法令デザインの具体的規格法的な性格と現代の扱い日章旗(日の丸)1870年(太政官布告第57号)
1999年(国旗国歌法)白地に紅色の円。
現行法は縦横比2:3、日章直径は縦の5分の3、中心に配置。国家主権を象徴する唯一の国旗。
大日本帝国時代から現代の日本国に至るまで不動の法的国旗。旧海軍 軍艦旗
(現・海上自衛隊 自衛艦旗)1889年(海軍旗章令)
1954年(自衛隊法施行令)十六条旭日旗。
日章が旗竿側(左方向)に縦幅の6分の1偏心しているのが特徴。海軍艦艇・海上自衛隊艦船の所属を示す標識。
国際海洋法秩序における正当な軍艦旗として現代も使用。旧陸軍 連隊旗
(現・陸上自衛隊 自衛隊旗)1870年(太政官布告第651号)
1954年(自衛隊法施行令)旧軍:中央に日章がある十六条。
現代:八条旭日旗で外周に金色の縁取りを施す。陸上部隊の団結と指揮を示す部隊旗。
旧軍では連隊ごとの親授旗。陸自では「自衛隊旗」として運用。

明治初期の太政官布告は法的な「慣習国旗」としての根拠を与えていましたが、戦後の日本国憲法下では長らく国旗に関する個別立法が存在しない空白期間が続きました。学校現場や式典での掲揚をめぐる論争が過熱したことを契機に、1999年(平成11年)8月13日に公布・即日施行された「国旗及び国歌に関する法律(国旗国歌法)」によって、「国旗は、日章旗とする」と第1条に明文化され、名実ともに法的根拠が再整備された歴史があります。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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