大型特殊免許で運転できる車一覧|公道走行と作業資格の落とし穴を徹底解説

大型特殊免許で運転できる車一覧|公道走行と作業資格の落とし穴を徹底解説

大型特殊免許で運転できる車一覧|公道走行と作業資格の落とし穴を徹底解説の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

建設業界や物流業界の新任担当者が最も陥りやすい落とし穴が、作業免許と運転免許の違いです。警察庁が所管する道路交通法と、厚生労働省が所管する労働安全衛生法は全く別の法律であり、必要なライセンス体系も独立しています。

大型特殊免許は、あくまで大型特殊免許公道走行を許可する「移動のための運転免許」に過ぎません。現場に到着した後、バケットで土砂を掘削したり、フックで荷物を吊り上げたり、フォークでパレットを昇降させる「作業」を行う権利は一切付帯していません。

例えば、工事現場でホイールローダーを操縦して土砂を積み込む場合、道路を走るためには大型特殊免許が必要ですが、掘削・積込作業を行うには車両系建設機械運転技能講習(整地・運搬・積込み用及び掘削用)の修了証を携帯していなければなりません。どちらか一方しか持っていなければ、公道上の無免許運転または労働安全衛生法違反(無資格就業)として処罰の対象となります。

同様に、ブルドーザー公道走行許可についても注意が必要です。無限軌道式(クローラー・キャタピラー)のブルドーザーは、履帯によってアスファルトを損傷させる恐れがあるため、たとえ大型特殊免許を所持していても原則として公道の自走は認められておらず、回送車(トレーラー等)で運搬するのが一般的です。公道を走行するには道路管理者の特殊車両通行許可やゴム履帯の装着など厳格な条件が課されます。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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