少子化の進展に伴い、大学の卒業式に保護者が参列することは今やごく一般的な光景となりました。大規模ホールを借り切るマンモス校では保護者席が満席になることも珍しくありません。ここで問われるのが、大学卒業式親の服装マナーにおける主客のバランスです。主役はあくまで卒業生本人であるため、過度な自己主張を避けつつ、厳粛な場に相応しい清潔感と品格を保つ必要があります。
保護者の装いにおいて最も相談が多い大学卒業式母親スーツ色の選び方ですが、定番として圧倒的な支持を得ているのがネイビー(濃紺)、ダークグレー、ブラックの落ち着いたトーンです。ただし、全身を黒で固めると弔事を連想させかねないため、インナーにシフォン素材のオフホワイトや淡いパステルカラーを取り入れたり、胸元にパール系のコサージュをあしらう配慮が求められます。また、春の門出を意識してベージュやライトグレー、淡いツイード素材のセットアップを選ぶ母親も多く、会場を明るく彩る上品な選択肢として定着しています。着物(訪問着や色無地)で参列する場合は、主役である学生の衣装よりも控えめな紋様・色合いを選ぶのが大人のマナーです。
続いて、大学卒業式父親服装詳細まとめとして押さえるべきポイントは、ビジネスシーンよりも一段フォーマル度を高めた「ダークスーツスタイル」です。冠婚葬祭用の略礼服(黒無地礼服に白ネクタイ)を着ていくと、来賓や教職員と誤認されるリスクがあるため、濃紺やチャコールグレーの上質なシングルスーツが最も推奨されます。ネクタイは派手な原色やキャラクター柄を避け、シルバー、淡いブルー、シャンパンゴールドなどの品の良いストライプや小紋柄を合わせるのがスマートです。足元は内羽根式の黒のストレートチップシューズを磨き上げ、カジュアルなレザースニーカーやビジネスリュックは避けるのが鉄則です。