ふたりの出会いと共演のきっかけは、2008年7月クールにTBS系列で放送された金曜ドラマ『魔王』でした。本作は韓国ドラマをリメイクした重厚な復讐劇で、大野智さんは復讐に燃える弁護士・成瀬領役を熱演。一方の小林涼子さんは、成瀬の冷徹な心を唯一癒やすサイコメトラーの女性・咲田しおり役を演じました。
ドラマ本編での切なくも美しい関係性は多くの視聴者の涙を誘いましたが、噂に拍車をかけたのはメイキング映像や雑誌対談で見せたオフショットの姿でした。極限状態のシリアスな役柄とは対照的に、カメラの外では穏やかな笑顔を交わし、リラックスした様子で談笑する姿が記録されていたのです。
当時、大野さんは27歳、小林さんは18歳。約9歳の年齢差がありながらも、お互いを役者として深く尊重し合う姿勢がファンの共感を呼び、放送終了後も「領としおり」のペアを支持する熱狂的なファンコミュニティが形成されました。