大塚寧々のキャリアの原点は、雑誌『週刊朝日』の表紙を飾った女子大生時代に遡ります。端正な顔立ちとどこか憂いを帯びた眼差しは瞬く間にスカウト陣の目を引き、1990年代初頭からトップグラビアアイドル・モデルとして各誌を席巻しました。
中でも1992年に発表された写真集『ルージュの戯れ』(撮影:篠山紀信)は、それまでの清純派イメージを覆すセンセーショナルな露出と芸術性の高さで大反響を呼びました。単なる肌の露出にとどまらず、女性の肉体美と危うさを巧みに切り取った構成は、今なおグラビア史に残る傑作と評されています。
その後も写真集『honey』などで披露した飾らない水着姿やヘルシーなヌーディティは、男性ファンのみならず同世代の女性層からも熱烈な支持を集めました。媚びない自然体の色気こそが、彼女の初期ビジュアルを決定づけた最大の要因です。