ダイソーの園芸コーナーには、観葉植物向けのハイドロボールや各種プラスチック容器、多彩な野菜の種がずらりと並んでいます。園芸専門メーカーが販売する本格的な水耕栽培キットと比較して、ダイソーで揃えられるツール類の実力はどの程度のものなのでしょうか。現場での資材選定と育成試験のデータから検証を進めます。
結論から言えば、ダイソーのアイテムを活用した水耕栽培は十分に成立し、実用的な収穫が可能です。特に葉物野菜であるサニーレタスやベビーリーフ、水菜、あるいはバジルなどのハーブ類は、窓辺の日当たりの良いスペースと適切な水溶液管理さえ整えれば、播種から約30〜40日で食卓に並ぶレベルまで立派に育ちます。
かつては専用の容器を探すのに苦労したファンも多かったものの、現在ではキッチン用品売り場の水切りザル付きボウルや、園芸売り場に並ぶ豆苗再生栽培専用のダイソー容器など、そのまま根の呼吸スペースを確保できる規格が充実しています。ただし、「店頭に並んでいる道具をただ組み合わせただけ」では、高確率で育成不良に陥るという冷厳な事実も見逃せません。