インターネット上の旅行ブログなどでは「高速道路が混んだら国道28号や県道31号(淡路サンセットライン)へ迂回すべし」というアドバイスが散見されます。しかし、交通工学的・現場の実態から検証すると、これは危険な誤解を含むケースが多い点に注意しなければなりません。
国道28号(東海岸線)の落とし穴
洲本や津名から国道28号を北上するルートは、信号の数が多く、大型観光バスや地元車も走行するため、平均車速が著しく低下します。さらに、最終的に高速道路へ再流入しようとすると、最も混雑している淡路IC交差点のボトルネックに突入することになり、かえって合流待ちで数十分を浪費する結果に終わります。
有効な「時間差」と「西海岸ルート」の組み合わせ
もし迂回を選択するのであれば、夕暮れ時の絶景を楽しめる西海岸の県道31号を利用しつつ、北端の岩屋エリアや江井・郡家周辺のカフェで意図的に時間を消費する戦略が極めて合理的です。渋滞の真っ只中に飛び込むのではなく、「島内でディナーを済ませ、ピークが収束する20時以降に高速に乗る」という設計こそが、移動の総疲労度を最小限に抑えるプロの選択です。