ダニに刺された跡の特徴は?危険症状の見分け方と皮膚科医の応急処置

ダニに刺された跡の特徴は?危険症状の見分け方と皮膚科医の応急処置

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一口に「ダニ」と言っても、住環境内に潜む種類と野外の自然環境に生息する種類では、人間に及ぼす被害の性質が大きく異なります。代表的な加害種であるツメダニとマダニの生態を理解することが、適切な対処への第一歩となります。

屋内に生息するツメダニは、体長0.3〜1mm程度の肉眼では確認が難しい小型のダニです。絨毯、畳、布団などに潜み、主に他のチリダニなどを捕食して生息していますが、増殖すると人間に噛み付き体液を吸います。ツメダニに噛まれると、数時間から翌日にかけて強い痒みを伴う赤い発疹(1〜2cm程度)が複数発生します。特に二の腕の内側や太もも、お腹まわりなど柔らかい皮膚が集中的に被害に遭います。

一方、草むらや森林、河川敷などに生息するマダニは、吸血前で体長2〜3mm、吸血後は1cm以上に膨れ上がる大型のダニです。機械的に皮膚に突き刺さり、数日から1週間以上もの間、皮膚に固着して吸血を続けます。吸血中のマダニは無理に引っ張ると頭部が皮膚内に残り、化膿や肉芽腫の原因となるため注意が必要です。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。