時代が平成から令和へと移り変わる中、清田は後進への円滑な権力移譲を企図する。その継承者として指名されたのが、五代目体制下で理事長などの要職を歴任し、実務面を支え続けてきた内堀和也である。六代目会長へのスムーズなバトンタッチは、他団体で頻発していた泥沼の後継者争いとは一線を画す鮮やかさを見せた。
内堀和也体制への移行によって、組織はさらなるスマート化とコンプライアンス(組内統制)の強化を進めることになる。清田が敷いた強固なレールがあったからこそ、世代交代に伴う摩擦は最小限に抑え込まれた。実力者が引退し、あるいは総裁などの座へ退いた後も、彼が築いた統治構造は現在の組織運営の基盤として機能し続けている。