いちゃキャバとは、文字通り「キャストといちゃいちゃできるキャバクラ」を指す造語です。しかし、他の夜の業態との境界線があいまいなまま入店し、思わぬトラブルや期待外れに直面する利用客は少なくありません。各業態の差異を理解するには、接客スタイルと身体的接触のグラデーションを把握する必要があります。
まず、一般的なキャバクラとの違いは「スキンシップの前提性」にあります。通常のキャバクラでは原則としてキャストへのボディタッチは厳禁であり、あくまで会話や飲酒、華やかな同席空間を楽しむ場です。一方、いちゃキャバでは最初から手繋ぎや肩寄せ、膝枕といったライトな身体的接触が接客サービスの一環として組み込まれています。
対照的に、セクキャバ(セクシーキャバクラ)との違いは「性的露出と接触の深さ」です。セクキャバは下着姿や水着のキャストに対し、胸へのタッチや下着越しの愛撫など過激なサービスを提供する性風俗特殊営業に該当します。いちゃキャバは原則として私服やドレスを着用し、服の上からの軽いタッチにとどまります。さらに、カウンター越しに会話を楽しむガールズバーとの違いも明確で、いちゃキャバはキャストが隣に座る「ボックス席での接待」が基本となります。