敗因となった勝敗の分岐点や今後の進退について、当編集部は選挙直後に和田氏周辺の複数の関係者へ独自取材を敢行した。そこで浮き彫りになったのは、党本部への不信感と、地元後援会との深刻なコミュニケーション不全だった。
「党本部の応援弁士の選定を巡り、地元県連との間で最後まで足並みが揃わなかった」と陣営中枢の関係者は明かす。中央からの支援が現場の士気を逆に削ぐ結果となり、終盤の猛追を許したという。気になる今後の進退について、和田氏本人は周囲に対し「政治活動の原点は変わらない。まずは一から地域を歩き直す」と語り、捲土重来を期す姿勢を崩していない。だが、次期国政復帰への道筋には、無所属での出馬を含めた政界再編の波が重くのしかかる。