がんが発見された当時、医師から突きつけられた診断は「原発不明がん」のステージ4という極めて厳しいものだった。原発不明がんとは、がん細胞の発生源となる臓器が特定できないまま転移が進行している状態を指す。体力の低下や治療に伴う副作用に苦しみながらも、彼は自身の病状を隠すことなく公に開示した。
「残された時間で何ができるか」という問いに対して、彼は絶望に打ちひしがれるのではなく、ペンをとることを選んだ。病魔に蝕まれる身体を引きずりながらも、独自の経済分析を世に問い続ける姿勢は、多くの支持者や医療関係者をも驚かせている。