本シリーズを語る上で欠かせないのが、アニメ史に名を刻むレジェンド級声優陣の共演だ。アメリカの西部劇風ガンマンであるドラ・ザ・キッド役に難波圭一、スペインの闘牛士ドラメッド三世に佐藤正治、中国のカンフーマスター王ドラに林原めぐみなど、豪華な顔ぶれが勢揃いしていた。
さらに注目すべきは、脇を固めるゲストキャラクターや仲間たちのキャスト陣である。神谷明が魅せたニヒルで味わい深い演技や、中尾隆聖が吹き込んだトリックスター的な悪役・ライバルキャラクターの怪演は、作品全体に圧倒的な緊張感と深みを与えていた。声優ブームの黎明期から第一線で活躍してきたトップ声優たちがマイク前で交わした熱い掛け合いは、まさに黄金期のフィルムだけが保持する奇跡の遺産だ。