徳島駅前「アミコ」が示す地方都市再生の現在地 百貨店撤退の危機から市民の「第三の居場所」へ脱皮した舞台裏【2026現地レポート】

徳島駅前「アミコ」が示す地方都市再生の現在地 百貨店撤退の危機から市民の「第三の居場所」へ脱皮した舞台裏【2026現地レポート】

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アミコ再生のエンジンとなったのは、ビル上層階へ移転・拡充された「徳島市立図書館」の存在だ。静寂を守るだけの従来の図書館像を打ち破り、開放的な読書スペースやカフェ、さらには学習ゾーンを併設したオープンな空間設計が功を奏した。

高校生が放課後に勉強に励み、子育て世代が絵本の読み聞かせイベントに集い、高齢者が新聞を広げる。行政手続きを窓口で済ませた市民が、そのまま下の階で買い物を楽しむ日常風景が定着した。1日あたりの館内滞在時間は飛躍的に伸び、施設全体への波及効果は数字となって如実に現れている。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。