テレビ番組への露出が増えるにつれ、彼女の真価はさらに大衆へと侵食していった。特に『アウト×デラックス』などのエッジの効いたバラエティで見せた予想不能なフリートークは、共演者や視聴者を一瞬で置き去りにし、次の瞬間には爆笑の渦へと巻き込んだ。用意された「正解のコメント」を嫌い、その瞬間の本音を叩きつけるスタイル。
ネットカルチャーとマスメディアが交差する結節点で、彼女は従来のタレント像を鮮やかに裏切り続けた。ネット上での批評や賞賛をエネルギーに変換し、自らのキャラクターを日々アップデートしていく俊敏性。バラエティの文脈を理解しながらも、あえてそれを踏みにじることで生み出される笑いは、現代の耳目を引きつけて離さない。