杠が死罪人の中でも一目置かれる理由は、その類まれなる戦闘スペックにあります。「傾主の杠」の異名通り、一城の主を惑わして城を壊滅させた実力は伊達ではありません。
彼女の最大の特徴は、体内の分泌物を自在に変化させて操る特異体質の忍術(粘液術)です。指先や皮膚から分泌する粘液は、硬化させて鋭利な刃や防御壁にすることもできれば、強靭な粘着糸にして敵を拘束したり、ワイヤーのように空中を高速移動するための足場にすることも可能です。
さらに、生命エネルギーの根源である「氣(タオ)」の属性において、杠は「土」の属性を持っています。土は「水」の属性に対して強い相性を誇るため、戦闘においても自身のタオを巧みに循環させ、格上の敵に対しても的確に急所を突く頭脳派の立ち回りを見せました。画眉丸からもその戦術眼と生存力は高く評価されています。