ネット上の情報やSNSでは、離島医療に対して極端な先入観や誤解が見受けられます。現場の取材事実に基づく是正ポイントは以下の通りです。
誤解1:「離島の病院だから高度な検査機器はない」
実際には、マルチスライスCT、MRI、超音波診断装置、内視鏡システム、高気圧酸素治療装置など、本土の中小規模総合病院と同等以上の検査機器が完備されています。島外搬送の適応を瞬時に見極めるためにも、高度診断機器の配備は本土以上に重視されています。
誤解2:「紹介状がないと初診は門前払いされる」
特定機能病院のような高額な定額負担金(選定療養費)を理由に受診を拒否されることはありません。急な体調不良時も受診可能ですが、過去の診療データや処方歴を把握するため、お薬手帳や他院からの情報提供書があるほうが診療はスムーズに進みます。