東海道・山陽新幹線のフラッグシップとして走るN700S系新幹線の座席には、最先端のメカニズムが潜んでいる。リクライニング時に座面が連動して沈み込む機構が採用されており、背もたれを倒しても腰が浮かず、自然な姿勢が保持される仕組みだ。これにより、長距離移動で起こりがちな腰痛や脚の浮腫みが大幅に軽減される。
どれほど優れたシートであっても、座り方次第で疲労度は大きく変わる。専門家が推奨する疲れない座り方のコツは、深く腰掛けて骨盤を立てることだ。浅く座って背もたれに寄りかかる「仙骨座り」は、腰椎に過度な負担をかけてしまう。背もたれと腰の間に隙間を作らず、足の裏をしっかり床につけるだけで、長時間乗車後の体の軽さは驚くほど違ってくる。