長時間の待機列が発生しやすい最新エリアでは、待ち時間そのものを「前日譚」として楽しむアプローチが効果的だ。ウォルト・ディズニーがかつて掲げた「ストーリーテリング」の思想は、キューラインの壁面や装飾の細部にまで徹底的に宿っている。
「この紋章は何を意味しているか」「プロップス(小道具)の中に隠された過去の物語は何か」を互いに観察してクイズを出し合うプレイスタイルは、まさに大人の知的好奇心を刺激する極上のゲームとなる。ただスマホを見つめ続けるのではなく、建築美や美術設定に目を向けることで、アトラクション本編に乗った際の感動は数倍に跳ね上がるはずだ。