今回の運転見合わせに至った直接の理由について、JR東日本の初期発表や現地調査の状況から、架線トラブル・停電あるいは編成車両の機器トラブルが疑われています。高速走行を支える新幹線設備は、わずかな電圧異常やパンタグラフの異変、沿線設備のセンサー作動でも安全システムが自動作動し、送電を停止して列車を緊急停止させる仕組みが整っているためです。
特に近年は、気象変動に伴う強風や落雷、電気系統の予期せぬショート、あるいは連結部・ブレーキ系統のセンサー異常など、高度に電子制御されたシステムゆえの慎重な安全確認が求められるケースが増加しています。現地では保線作業員や技術スタッフが投入され、架線の断線有無、碍子(がいし)の損傷、車両下部の安全確認など、多角的な原因究明と復旧作業が続けられています。