暗いニュースばかりではない。仙台中央郵便局が新たにスタートさせた、東北各地の農家や漁師を支援する「産直デジタルマルシェ」が好調だ。これは、地方の生産者が郵便局のシステムを通じて直接、全国の消費者に新鮮な食材を発送できる仕組みである。
中間マージンを極限まで削ることで、生産者の利益率を向上させると同時に、消費者には「朝採れ」の鮮度で届ける。宮城の美味しい牡蠣や笹かまぼこ、ブランド米が、この拠点を経由して翌日には首都圏の食卓に並ぶ。物流網を持つ郵便局だからこそできる、新しい地方創生の形と言えるだろう。