東大で偏差値が低い学部はある?穴場科類の真実と進振りの落とし穴

東大で偏差値が低い学部はある?穴場科類の真実と進振りの落とし穴

東大で偏差値が低い学部はある?穴場科類の真実と進振りの落とし穴について知っておくべき ポイントを分かりやすく解説いたします。

結論から言えば、「東大の中で偏差値が低い学部」というものは入試の構造上、存在しません。多くの受験生が見落としがちな根本原則として、東京大学は1・2年次をすべての学生が「教養学部前期課程(駒場キャンパス)」に所属する仕組みをとっており、一般選抜では学部別ではなく「科類別」で募集を行っているためです。

大手予備校の入試難易度ランキングで「文学部」「農学部」などの偏差値が表示されているケースが見られますが、これは文科三類や理科二類のデータを便宜上当てはめているに過ぎません。したがって、「法学部は難しそうだから、偏差値が低い文学部に出願しよう」といった私立大学のような出願戦略は通用しないのが現実です。

そのうえで、入試段階における6つの科類(文科一類、文科二類、文科三類、理科一類、理科二類、理科三類)を比較した場合、相対的な合格ボーダーや難易度の序列は明確に存在します。一般に文系では文科三類、理系では理科二類が「ボーダーが低く出やすい」とされ、これがネット上で「東大入りやすい学部理由」や「穴場」と誤認される主たる背景となっています。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。