近年、教育関係者の間で話題に上るのが、同校におけるカリキュラム改革の真相だ。東京都教育委員会の主導する都立高校改革方針のもと、広尾高校では従来の知識詰め込み型教育から脱却し、思考力と探究力を重視した新しい高等学校教育のモデルを構築している。
具体的な取り組みとして、タブレット端末を活用したICT授業の全面導入や、地域社会や大学と連携した課題解決型学習(PBL)の推進が挙げられる。土曜講習の拡充や長期休業中の集中講座など、塾に頼らずとも校内で完結できる学習サポート体制が強化された。時代の要請に応える柔軟な教育システムの導入こそが、進学実績急上昇の真の原動力となっている。