インターネット上の情報やSNSの投稿の中には、第一本庁舎と第二本庁舎の情報を混同した誤解が散見されます。無駄足やトラブルを防ぐために、よくある3つの誤解を正しく把握しておきましょう。
1つ目の誤解は、「東京都庁第二本庁舎 展望室」が存在するという勘違いです。展望室が設置されているのは第一本庁舎の45階(南展望室・北展望室)のみであり、第二本庁舎には一般の観光客が無料で景色を眺められる展望デッキは存在しません。「都庁に行けばどちらの建物でも上層階からのパノラマ夜景が見られる」と思い込んで第二本庁舎のエレベーターに乗ろうとしても、セキュリティゲートで止められるか、上層階は全て関係者専用のオフィスフロアとなっているため注意してください。
2つ目の誤解は、土日・祝日の庁舎利用についてです。第一本庁舎の展望室や案内所は土日祝日も観光客向けに開館していますが、行政オフィスである第二本庁舎は土曜・日曜・祝日および年末年始は閉館しています。4階の職員食堂や1階の郵便局窓口も平日の特定時間帯のみの営業となるため、休日に食堂巡りや手続き目的で訪れても入館できません。
3つ目の誤解は、入館手続きなしで誰でも自由に徘徊できるという思い込みです。東京都庁では防犯と情報セキュリティ強化のため、厳格な東京都庁 入館手続きが敷かれています。受付票を提出して通行証を発行されない限り、エレベーターホールや階段室に立ち入ることはできません。訪問の際は身分証明書を持参し、案内スタッフの指示に従って正規の手順を踏む必要があります。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
都市空間の活用および利便性の観点から、第二本庁舎の利用が適している人と、別の選択肢を採るべき人の境界線を明確に提示します。
第二本庁舎の利用を強くおすすめできる人:
- 都庁の許認可窓口、都市整備やインフラ関連の専門部署へ直接用件・申請があるビジネスパーソン
- 西新宿の高層ビル街で、静かで手頃な価格のランチ(4階食堂)を素早く済ませたい近隣ワーカー・一般来庁者
- 丹下健三のポストモダン建築における、機能美と実務空間の融合をじっくり見学・体感したい建築ファン
- 西新宿周辺で混雑を避けて郵便発送やATM利用をスムーズに行いたい人
第一本庁舎など別の施設を選ぶべき人:
- 地上202メートルからの東京大パノラマや富士山の眺望、夜景プロジェクションマッピングを楽しみたい観光目的の人
- 東京の観光ガイドマップ、公式グッズ、特産品のお土産購入を求めている人(第一本庁舎1階・2階・45階の案内所・ショップが最適)
- 休日(土曜・日曜・祝日)に都庁見学を楽しみたいファミリーや旅行者