東京富士美術館の展示は、本館と新館で構成されており、訪れる時期ごとに多彩な切り口で作品が公開されています。同館を訪れる際に必ず押さえておきたい主要な鑑賞ポイントを整理します。
まず筆頭に挙げられるのが西洋絵画の常設・コレクション展です。フランス絵画の巨匠ジョルジュ・ド・ラ・トゥールの希少な真作をはじめ、クロード・モネの『睡蓮』、ピエール=オーギュスト・ルノワールの柔らかな筆致が光る肖像画など、名だたる名作が並びます。多くの作品でガラスの反射を抑えた高品位な照明技術が採用されており、油彩の筆跡(マチエール)まで間近で観察できる鑑賞環境が整っています。
さらに見逃せないのが、写真と浮世絵の膨大なアーカイブです。同館は写真草創期のダゲレオタイプから現代写真に至る約2万点ものコレクションを保有しており、定期的に開催される写真展は専門誌でも度々特集が組まれるほどの充実度を誇ります。また、葛飾北斎や歌川広重をはじめとする浮世絵コレクションも保存状態が極めて良く、国内外の巡回展で主役を務める機会が多数あります。
2026年最新の展覧会スケジュールにおいても、海外有名美術館との連携企画や、時代を超えたテーマ型コレクション展が順次ラインナップされており、リピーターを飽きさせないプログラムが構築されています。