関係各所への取材によると、日本橋の事故による被害状況と怪我人の確認作業が進められており、高所作業中だった作業員を含む複数名が負傷、直ちに都内の救命救急センターへ緊急搬送されました。幸いにも歩行者用シェルターが設置されていたエリアであったため、一般通行人への直接的な直撃という最悪の事態は免れたものの、一歩間違えれば大惨事につながる極めて危険な状況でした。
日本橋で発生した鉄骨落下事故の詳細を検証すると、数十トン規模の重量物を高層階へ揚重(ようじゅう)するクレーン作業中にワイヤーまたは仮固定治具の破断が起きた可能性が指摘されています。建設現場における重層下請け構造や、タイトな工期スケジュールの下で作業員の安全確認手順が形骸化していなかったか、労働基準監督署による厳重な調査が進められています。