講談社をはじめ多くの出版社が集まる文京区音羽の地で、名だたる文豪や著名人に愛され続けてきたのが群林堂(ぐんりんどう)です。こちらの最大の特徴は、薄くやわらかな餅皮を突き破らんばかりにギッシリと詰め込まれた赤えんどう豆の存在感にあります。
豆は程よい固さを残して炊き上げられており、口に含んだ瞬間に広がる香ばしさとほのかな塩味が、濃厚でどっしりとした粒餡の甘みを極限まで引き立てます。「豆を食べるための大福」と評されるほどの力強さは圧巻です。
群林堂の購入にあたって最も注意すべきは、「予約不可・店頭販売のみ」という点です。平日の開店(9:30)前であっても30分〜1時間以上の並ぶ時間は覚悟しなければなりません。特に週末や祝日前は行列が歩道沿いに長く伸び、正午前後には豆大福が売り切れとなるケースが多発します。確実に手に入れるなら、平日午前中の早い時間帯に照準を合わせるのが唯一無二の攻略法です。