アロマ珈琲の代名詞として語り継がれているのが、開店時間から正午(12時)まで提供される名物モーニングセットです。一般的な喫茶店のモーニングが午前10時や11時で終了するのに対し、お昼時までオーダーを受け付ける柔軟な設計は、夜勤明けのワーカーや遅めのブランチを求める旅行者にとって極めてありがたい配慮といえます。 セットの内容は、ドリンク料金にわずかな追加代金(またはセット価格)で提供されるトーストと固ゆで卵。運ばれてくるトーストを目にした初訪問客の多くが、その約4センチメートルにも及ぶ圧倒的な厚みに息を呑みます。表面には細やかな格子状の切れ込みが丁寧に入れられており、染み込んだバターの塩気と、外側サクサク・内側もっちりとしたパン生地の甘みが口いっぱいに広がります。別添えの小倉あんやイチゴジャムをトーストの上にのせれば、素朴ながらも贅沢なデザート感覚を堪能できます。 セットで供されるブレンド珈琲は、しっかりとした苦味とコクの奥にほのかな果実味を感じさせるクラシカルな味わい。濃厚なバタートーストの油分をサイフォン珈琲のシャープな後味が心地よく洗い流し、計算し尽くされた味の均衡を実感させられます。このほか、昔懐かしいアルミホイルに乗せて焼かれるピザトーストや、シナモントースト、シナモンが効いた自家製アップルパイなど、喫茶黄金期のDNAを受け継ぐサイドメニューも根強い支持を集めています。
東京駅八重洲アロマ珈琲の現在!名物モーニングと閉店噂の真相を追う
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