かつては「芸術至上主義」で一般企業への関心が薄いとされた藝大生ですが、近年はビジネス界からのラブコールが劇的に強まっています。プロダクトの差別化が難しくなった現代において、論理的思考だけでは生み出せない「感性価値」や「情緒的な体験設計」を具現化できる人材として、藝大出身者が熱烈に評価されているためです。
採用実績の代表格として挙げられるのが以下の業界・企業群です。
- ゲーム・エンターテインメント:任天堂、ソニー・インタラクティブエンタテインメント、バンダイナムコなど(世界観構築、3Dグラフィック、UIデザイン、効果音・BGM制作)
- 広告・クリエイティブ:電通、博報堂、TBWA\HAKUHODOなど(CM制作、空間演出、ブランドデザイン)
- IT・テック・Web:サイバーエージェント、DeNA、LINEヤフーなど(デジタルプロダクト設計、インタラクションデザイン)
- 建築・空間デザイン:丹青社、乃村工藝社、組織設計事務所(展示空間、商業施設、パブリックアートの企画設計)
入試の超難関倍率を突破し、膨大な課題制作と厳しい講評会で「なぜこの表現なのか」を言語化し続けてきた藝大生は、クリエイティビティだけでなく極めて高い自己批評性とストレス耐性を備えています。この強靭なメンタリティと突破力が、変化の激しい民間企業の現場で高く評価されています。