ホテルの周辺を一歩歩けば、そこは江戸時代からの歴史を紡ぐ街、人形町。明治座や水天宮が近く、古き良き東京の風情が今なお色濃く残っている。甘酒横丁を歩けば、ほうじ茶の香ばしい香りが漂い、老舗の鯛焼き屋や人形焼きの店には行列ができる。昭和レトロな喫茶店から、最先端のサードウェーブコーヒーショップまでが違和感なく共存しているのが面白い。
夜になれば、路地裏の名店や焼き鳥屋、小料理屋が赤提灯を灯す。派手な繁華街とは一線を画す、落ち着いた大人の夜を過ごせるのもこの街の魅力だ。ホテルからふらりと歩いて、地元の人々に愛される居酒屋で一杯引っ掛ける。そんなローカルな旅の醍醐味を、宿泊客は日常の延長線上で楽しんでいる。