小学校受験(お受験)の領域において、東洋英和女学院小学部は首都圏屈指の難関校として知られています。女子単願・併願ともに毎年多くの家庭が挑戦し、実際の入試倍率は約8倍〜10倍という狭き門です。
小学部入試の合否を左右するのは、ペーパーテストの成績だけではありません。集団行動観察における協調性、他者への思いやり、指示を正確に聞き取る集中力が厳しく評価されます。さらに、保護者面接では「家庭の教育方針が学院のキリスト教精神といかに合致しているか」が問われます。
現場取材で見えてくるのは、保護者間の洗練されたコミュニティの存在です。「母娘2代、3代で英和」という家庭も少なくない一方、近年は共働き家庭や新規参入の家庭も実力で合格を勝ち取っています。ただし、学校行事や奉仕活動への保護者の主体的な関与が求められる機会は多く、学校と家庭が一体となって子どもを育てる姿勢が必須となります。