ネット上では「深夜にドンキでバッテリーを買って助かった」という声がある一方で、「行ってみたら影も形もなかった」という正反対の体験談が飛び交っています。この真偽を確かめるべく実情を整理すると、ドン・キホーテの車バッテリー取り扱い店舗は「MEGAドン・キホーテ」などのメガ業態や、郊外の大型店舗の一部にほぼ限定されているのが実態です。
都心部の駅前店舗や中型店舗では、車載用バッテリー本体は棚に並んでいません。バッテリーは希硫酸を含む危険物であり、一定期間放置すると自己放電して性能が劣化するため、専門的な管理設備を持たない店舗では過剰在庫を抱えにくい背景があります。また、現在の自動車はアイドリングストップ車やハイブリッド車、充電制御車など規格が細分化されており、限られた売り場面積で全車種の適合バッテリーを揃えるのは困難を極めます。
運良く大型店でバッテリー本体を取り扱っていた場合でも、並んでいるのは「40B19L」や「40B19R」といった軽自動車や一部のコンパクトカー向け汎用サイズが中心です。大型ミニバンや輸入車、最新の専用規格バッテリーをドンキ店頭で調達するのは極めて難しいと認識しておく必要があります。