施設内に配置された木製の「観察窓」をご存じだろうか。壁に設けられた小さなスリット状の窓からそっと池を覗き込むと、そこには驚くべき景色が広がっている。人間側の姿や影が鳥たちから見えない設計になっているため、野鳥本来の自然な行動を至近距離で観察できるのだ。これこそが、他では味わえない秘蔵ビューである。
初心者におすすめの巡り方は、まず観察舎1階で当日の飛来状況や最新の掲示物を確認することだ。その後、2階のパノラマビューエリアで池全体の様子を把握し、静かに1階の各観察窓へと移動する。混雑を避けるなら、開園直後の静まり返った朝一番が狙い目。静寂に包まれた池で、水浴びをする鳥たちの生き生きとした姿を独占できる穴場時間帯となっている。本格的な装備がなくても、備え付けの望遠鏡を覗くだけで、手軽に本格的なバードウォッチングの醍醐味を体感可能だ。