どうしてもロジックが見出せない局面で、選択肢として浮上するのが「仮置き(仮定法)」です。しかし、無計画な仮置きは盤面を混乱させ、取り返しのつかないミスを招きます。
論理的な解法として仮置きを成立させるには、「候補が2つに絞られているマス」を起点にすることが絶対条件です。
仮置きを進める際は、必ずシャープペンシルで薄く書くか、異なる色のペンを用いるなどして、通常の手順で確定した数字と区別します。「もしここに数字Aが入ったら」と仮定して進め、盤面上で矛盾(同じ列に同じ数字が重複するなど)が生じた場合、もう一方の数字Bが確定するという消去法を用います。
破綻した際に速やかに元の状態へ戻せるよう、仮定をスタートしたマスに印をつけておくことが手戻りを防ぐプロの作法です。